Windows 10の背景

Windows 10は、今年、無償での提供、またその強引さでのかなり話題になりました。このWindows 10の特徴と言うことでも少々お話しなければならないと思いますが、ここでのメインは無線LAN関係ということになります。というのも、無線LANの設定方法がWindows7/8.1とは変わってきているからです。
そもそも、Windows 8/8.1からWindows 10へアップグレードする価値があるのか?ということでも話題になりました。ポイントは、Windows 10とWindows 8の違いですが、マイクロソフトはWindows9を飛ばして、新機能を搭載したWindows10を発表したのです。Windows8は、2012年10月にリリースされてから、ずっと不評で、マイクロソフト社の方でも、すぐ翌年に修正版である8.1を発表して、何とかWindowsシリーズのユーザーを取り戻すことを狙いました。
しかし、Windows8/8.1のユーザー数は、結局そんなに増えなかったようです。ある調査会社(NETMARKETSHARE)の統計では、2014年10月までデスクトップシェアの中で、第一位はWindows7の52.71%、二位もWindowsXPで23.87%でした。しかし、Windows8.1と8は、6.67%と5.59%という低さだったのです。つまり、マイクロソフトにとってWindows10は、まさにのるかそるかの大きな勝負になったのです。
特徴ある新機能と優遇政策も発表されました。パーソナルアシスタント「Cortana」を搭載、「エクスボックス」と連動、そして無料で Windows 10へアップグレードできるサービスなどです。こうしたある意味話題が尽きないOSがWindows10なのです。